オーダーメイドエプロンELEWORKです。
本年度も、新年度に向けた納品を納めさせていただきほっとしますと同時に、
お喜びのお声が届き始めて、大変ありがたく思っております。
近年本当に多くのご依頼をいただいております
ですが、一口に保育エプロンと言っても、たくさんのデザインがあります。
当店はオーダーメイドエプロン店ですので
お客様のお好みの形や色でお仕立てさせていただきますが、
それぞれの園様でご意向が大きく分かれるのがやはり
です。
保育に適したエプロンには実際にどんなデザインがあるか、
その特徴も踏まえてご紹介させていただきたいと思います!
まずは保育エプロンとして
最低限備えていたい3つのpointをご紹介したいと思います。
1. 安心安全!
保育の上で欠かすことのできない留意点です。
・誤飲につながる小さなボタンがついていないかどうか、
・絡まり事故を起こしかねないひもがないかどうか、
・生地にホルマリン※の残留がないか、
などは、最低限導入前の前提になさると良いポイントです!
ボタンをつけたい場合は大きなもの、かつ割れにくいものが好ましいですね。
また、ホルマリンなどは原産国によっても基準が異なります。
※赤ちゃんの肌に高濃度で長時間接触させると、発疹などの皮膚障害を引き起こす恐れがある物質。厚労省の「有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律」で基準が定められている。
エプロンの価格は縫製代金と生地代をベースに組み立てられています。
お安く仕上げられるのはそれなりの生地を使っているから。
安価なエプロンが全て危険なわけではありませんが、
エプロンの先にどんな環境が広がっているか、
使う方々にとって注意すべき点は何か
意識して作られているか
は、特に保育用エプロンでは事前にご確認されることをお勧めします!
2. 丈夫さ!
かがんだり立ったり、抱っこしたり。
とにかく動きの大きい保育士さん用のエプロンは当然ながら耐久性も重要ポイントとなります。
・縫製の丁寧さ、
・生地の丈夫さ
などはしっかり確認すると安心ですね!
意外な盲点ですが、
・裏に返した縫い目が美しいか
こちらもぜひご覧ください。
丁寧な縫製であるとこちらも美しいです。
3. 洗濯機で洗えてシワになりにくい生地!
通常のエプロン生地の主流は主に
リネン、コットン、メンポリ、ポリエステル
から選ぶことが多いのですが、
職業エプロンと考えると、
☆誰でも取り扱いやすく、
☆形状を長く保つことが重視されます。
それぞれに洗濯機で洗濯したシワになりにくさを星に表してみました!
リネン ☆☆☆
→むしろシワ感も楽しみながら育てていく素材です。適度な油分を含み汚れにくい良さもありますので、お料理などに向きます。余談ですが、厚みや打ち込み(糸の密度)によって、素材の良し悪しが大きく異なります。ペラペラのリネンでいい思いをしなかった、、という方は、品質の良いリネンを使われるとイメージが変わるかもしれません^^
コットン ★☆☆
→柄生地はほとんどコットンです。シャーティングと呼ばれる生地の種類ですが、早めの脱水で取り出し、しっかりたたきのばすと、シワはそんなに気にならないかもしれません。ただしタンブラー乾燥は不可です。
コットンも厚手のものはシワになりにくいですが、その分重みが増します。素朴でナチュラルな雰囲気をお求めになる場合はお勧めです。
メンポリ ★★☆
→多くのエプロンで使用されます。綿のような風合いも保ちつつ、洗濯機で洗ってもほとんどシワになりません。ただし、タンブラー乾燥を使うとシワになるものもあります。耐久性は十分にありますので、用途とコストに応じて選択肢に入れていただくと良いと思います。
ポリエステル★★★
→洗濯機も何のその。タンブラーもどんとこい!な取り扱いやすさNO.1のポリエステルです。下に着る物の合わせによって静電気が気になること、安い素材を使うとピリング(毛玉)が出てくることなどは注意点です。業務用にはとってもおすすめの素材です!
それぞれ特徴も違えど、コストも違います。
当店ではデザインにかかわらず※一律のお見積もりをベースにしておりますが、
生地によってはアップチャージとなります。
(例えばリネンはメンポリの三倍ほどの生地値です^^)
機能性やイメージ、コストに合わせてお選びいただけるよう、
心を込めてご提案させていただきます^^
※ジレや割烹着、ユニフォームなどは別途お見積もりにて
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以上がデザイン以前に抑えていたい三つのポイントです。
これを踏まえていればデザインはある程度思いのままに選んでいただいても良いかと思います。
ただし、対象となられるお子様の年齢などにより、おすすめのものも変わりますので、
次回デザイン編にてじっくりお伝えできたらと思います!