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— News 2026.09.01

カフェエプロンの選び方|形・丈・色から「お店の制服」の作り方まで実例で解説

カフェエプロンの選び方|形・丈・色から「お店の制服」の作り方まで実例で解説

カフェのエプロンは、メニューや内装と同じくらいお店の印象を決めます。この記事は、2009年創業のエプロン専門店ELEWORKが、カフェ・ベーカリー・スイーツ店の制服づくりの経験をもとに書いた選び方ガイドです。自分用に1枚選びたい方にも、開業やリニューアルでスタッフの分をそろえたい方にも役立つよう、呼び方の整理から形・丈・色・素材・買い方まで順番に解説します。

カフェエプロンとは|呼び方と種類をまず整理

「カフェエプロン」という言葉は、狭い意味では腰にきゅっと巻くタイプの短いエプロンを指します。喫茶店のスタッフが着けている、あの腰巻きの形です。いっぽう通販サイトでは「カフェで使うエプロン全般」の意味でも使われていて、胸当て付きも含まれます。この記事では両方を扱います。

似た言葉が多いので、先に呼び方を整理しておきます。

呼び方指しているもの
カフェエプロン腰巻きの短いエプロン。広くはカフェ用エプロン全般
サロンエプロン腰巻きエプロンの別名。飲食店の定番
ギャルソンエプロン腰巻きのロング丈。フランスの給仕スタイル
ソムリエエプロン腰巻きロング丈の代表格。ワインサービス発祥の格式ある形
胸当てエプロン(ビブエプロン)胸から下を覆うタイプ。首かけ・たすき掛けなど

ソムリエエプロンの結び方や着こなしはソムリエエプロンの記事で詳しく解説しています。

形で選ぶ|腰巻き・胸当て・ワンピース型

形選びの軸は「どの持ち場で着るか」です。同じお店でも、ホールとキッチンでは向く形が変わります。

腰巻き(サロン・ギャルソン)|ホール向きの定番

腰に巻いて紐を結ぶだけの形です。上半身が自由なので動きやすく、トレーを持つ・かがんでテーブルを拭くといったホールの動作を邪魔しません。シャツやカットソーと合わせやすく、お店の制服として一番取り入れやすい形です。紐を前で結ぶとリボンがアクセントになり、後ろで結ぶとすっきり見えます。

胸当てエプロン|キッチン・バリスタ向き

ドリンクを作る、フードを仕込むといった持ち場では、胸元までカバーできる胸当て付きが安心です。ミルクの飛び跳ねや粉ものの汚れは、腰から上に付くことが多いためです。背面の仕様は主に3つあります。

  • 首かけ:着脱がいちばん簡単。長さ調整の金具付きなら体格に合わせられる
  • クロス(たすき掛け):肩紐が背中で交差する。首に負担がかからず長時間でも楽
  • H型:肩紐がずれにくい。前かがみの多い作業向き

実際のオーダーでも「首かけで長さ調整の金具を付けたい」「後ろで肩紐がクロスする形にしたい」というご指定をいただいています。着る時間が長いほど、背面の仕様が快適さを左右します。

ワンピース型|「制服」として一番カフェらしい

エプロンとスカートが一体になった形です。私服の上に着けるだけで制服らしいまとまりが出るので、カフェやスイーツ店の制服として人気があります。ELEWORKでもワンピース型の制作例は多くあります。ミントグリーンにブラウンのリボンを合わせたカフェダイナー様のワンピースエプロンや、店名を刺繍したロイヤルブルーのsweets shop BLUEROSE様が好例です。

迷ったら持ち場で決めるのが早道です。ホール中心なら腰巻き、キッチンやドリンク場なら胸当て付きが目安になります。

丈はどう決める?|ショート・ミドル・ロング

丈は見た目の印象と動きやすさの両方に効きます。目安は次の3段階です。

長さの目安特徴
ショート35〜45cm軽快で動きやすい。回転の速いコーヒースタンドやテイクアウト向き
ミドル50〜70cmお尻が隠れる長さ。体型カバーと汚れ防止のバランスがよい
ロング70〜95cm足首近くまで。ギャルソンスタイルの品格が出る

実際のご注文でも「ショートは35〜45cmで、膝上なら50cm」という寸法指定でお作りした例があります。数字で迷ったら、手持ちのボトムスに巻き尺を当てて、腰からどこまで覆いたいかを測ってみてください。

おしりが隠れるエプロンを探している方には、ミドル丈の腰巻きか後ろ身頃まで回り込むデザインが答えになります。かがんだときに裾を踏まないか、しゃがんでも床に付かないかまで確かめると失敗がありません。

色はお店の雰囲気から|黒・白・ベージュ・デニム

色選びは「好きな色」より「お店の内装とロゴに合う色」から考えるとまとまります。定番色の性格を整理します。

印象知っておきたいこと
引き締まったシックな印象。コーヒースタンドやバルにコーヒーの染みは目立ちにくい。ホコリや粉は目立つ
清潔感。パティスリーやベーカリーに汚れは正直に出る。洗い替えの枚数を多めに
ベージュ・ブラウンナチュラル。木の内装や和カフェになじむコーヒー系の汚れと相性がよく長く使いやすい
グリーン落ち着きと自然派の印象深緑はシック、ミントは甘めと振り幅が大きい
赤・マスタードエプロンそのものが看板になる店内で映える分、色あせしにくい生地選びが大切
デニム調・ストライプカジュアルで親しみやすいロースタリーやバーガー系と好相性

カフェの汚れの主役はコーヒー・ミルク・シロップです。濃色は染みが目立ちにくい反面、塩素系漂白剤が使えません。白は漂白できる反面、汚れがそのまま見えます。どちらを取るかはお店の営業スタイル次第です。

カラーシミュレーターでエプロンの配色を試している画面
配色はカラーシミュレーターで無料で試せます

ベースの色とアクセントの組み合わせは、カラーシミュレーターで実際のデザインに色を当てながら無料でお試しいただけます。色選びの考え方はエプロンの色の選び方でも詳しく解説しています。

素材と洗濯|リネン・デニム・綿ポリを比べる

カフェエプロンは毎日洗うものです。見た目の好みと洗濯のしやすさを両にらみで選んでください。

素材特徴向いているお店
リネン(麻)独特の風合いと通気性。シワも味になるナチュラル系カフェ・ベーカリー
デニム風(ダンガリー)丈夫でカジュアル。使い込むほどなじむロースタリー・バーガー・クラフト系
綿ポリ(T/C混紡)洗ってもシワになりにくい。ハリ感があり形がきれいに出る毎日洗う店全般の定番
サテン上品なつや。フォーマルな空気が出るティーサロン・パティスリー

洗い替えの枚数は営業日数から逆算します。週5日営業でスタッフ1人あたり2〜3枚が目安です。キッチンカーのお客様からは「自宅で洗濯できる、扱いやすくて丈夫な生地にしたい」というご要望をいただき、風合いと洗いやすさを両立する生地でお作りしました。屋外営業や仕込みの多いお店ほど、家庭洗濯に耐えるかを最初に確認してください。

ELEWORKで選べる生地は無地(ポリエステル・綿ほか)・サテン・ダンガリー・厚手リネンの4系統です。デニム調をご希望の場合はダンガリーで承ります。生地選びの相談は制作の流れのとおり試着や打ち合わせの中で承ります。

メンズ・男女兼用とサイズの考え方

カフェエプロンは男女兼用のフリーサイズが基本です。とくに腰巻きは巻き加減で調整できるので、体型を選びません。男性スタッフにはロング丈の腰巻き、いわゆるギャルソンスタイルが人気です。胸当て付きを男性が着る場合は、首に負担のかからない肩紐クロスが向いています。

男女や役割で形を分ける方法もあります。あるキッチンカーのお店では2パターンでお作りしました。ひとつは上下のつながったワンピース型です。もうひとつは同じデザインを腰から下だけのショートエプロンにして、襟を取り外し式にした仕様です。スタッフが男性の場合にも使いやすいように、というお店からのご提案でした。デザインの世界観は共通のまま、着る人に合わせて形だけ変える。制服づくりならではの解き方です。

身長の高い方や大きいサイズが必要な方は、オーダーメイドなら寸法の指定ができます。既製品のフリーサイズが合わずに困っている方はオーダーメイドエプロンの記事をご覧ください。

どこで買う?5つの選択肢を正直に比較

カフェエプロンの入手先は大きく5つあります。それぞれに向き不向きがあるので、正直に比較します。

入手先向いているケース弱点
100均・量販店今日1枚ほしい。汚れ仕事用の使い捨て感覚耐久性と質感は価格なり
ユニフォーム通販業務用の型が豊富。すぐ届く他店と同じものになりやすい
雑貨・アパレルブランドデザイン性が高い。自分用の1枚に廃番があり、制服として買い足し続けるのは難しい
ハンドメイド・手作り世界に1枚。趣味として楽しい人数分の量産と業務の耐久性はハードルが高い
オーダーメイドお店の色・ロゴ・形で設計し、制服としてそろえる納期は最短6週間。今週中には間に合わない

自分用にまず1枚なら、通販や量販店で十分です。お店の制服としてそろえたい、他店と被りたくない、ロゴを入れたい。そう考え始めたときが、オーダーを検討するタイミングです。

お店の制服として揃える|ロゴ入りオーダーの実例と料金

エプロンをお店の制服としてそろえると、お客様から見た印象がそろい、写真や動画でもお店の世界観が伝わりやすくなります。スタッフ全員が同じエプロンを着けると、開業したてのお店でも装いが整って見えます。

カフェ・スイーツ店のオーダーメイドエプロン実例4点(ワンピース型・ロゴ刺繍・プリント)
左から カフェダイナー様・sweets shop BLUEROSE様・ユヒロ菓子様・米粉のパンといーと様の制作例

ELEWORKのカフェ・スイーツ店の制作例をいくつかご紹介します。

ロゴ・店名を入れる(名入れ)

カフェ・飲食店エプロンの胸元に入れたお店のロゴプリント
胸元に入れたお店のロゴ。名入れはカフェエプロンの定番加工です

店名の文字刺繍は1枚あたり1,000円です。ロゴマークを刺繍する場合は初回のみ版代5,000円がかかり、2回目以降の追加製作では不要です。フルカラーのプリントはデザインにより仕様が変わるため、データを拝見してのご相談になります。詳しくは名入れエプロンの記事をご覧ください。

料金とロットの目安

枚数1枚あたり(税抜・刺繍別途)
1枚19,800円
2枚〜16,500円
5枚〜11,000円
10枚〜9,350円
20枚〜8,250円

納期は最短6週間です。1枚からお作りできるので、個人経営のカフェでも始めやすくなっています。実際に飲食店様から3枚だけのご注文をお受けした例もあります。スタッフが多いお店では、まずサンプルを1枚お作りして、色・紐・ポケットの位置を図面で確定してから本生産に進む方法が確実です。

「今使っているエプロンと同じ形で、生地だけ変えて作れますか」というご相談にも対応しています。使い慣れた型を活かしたい方はお気軽にお問い合わせください。デザインの持ち込みも、100種類以上のデザインカタログからのお選びも可能です。飲食店全般の選び方は飲食店エプロンの記事に、チーム全体のユニフォームづくりはユニフォームエプロンの記事にまとめています。

家庭でカフェ風を楽しむ・ギフトにする

「カフェ風エプロン」を探している人の多くは、家事の時間を少し楽しくしたい方です。腰巻きのミドル丈にリネンや綿ポリのナチュラルな色を選ぶと、家庭でもあの雰囲気が出ます。料理教室やお菓子作りの日の1枚にも向いています。

贈り物にもエプロンは選ばれています。ELEWORKでは還暦のお祝いにお名前を刺繍した記念エプロンや、お母様への贈り物として着る方それぞれに丈を合わせた2枚をお作りした例があります。世界に1枚のギフトも1枚からご注文いただけます。オリジナルエプロンの作り方はオリジナルエプロン作成の記事をどうぞ。

よくある質問

Q. カフェエプロンとはどんなエプロンですか? A. 狭い意味では腰に巻く短いエプロンを指します。サロンエプロンやギャルソンエプロンと呼ばれる形です。通販では胸当て付きを含めて「カフェ用エプロン全般」の意味でも使われています。

Q. おしりが隠れる丈はどれを選べばいいですか? A. 丈50〜70cmのミドル丈が目安です。かがんだときに裾を踏まない長さかどうかも合わせて確認してください。

Q. 黒と白はどちらが汚れが目立ちませんか? A. コーヒーやミルクの染みは黒のほうが目立ちません。ただし黒は塩素系漂白剤が使えず、粉やホコリは目立ちます。漂白して白さを保ちたいなら白、染みを見せたくないなら濃色です。

Q. メンズ用のカフェエプロンはありますか? A. カフェエプロンの多くは男女兼用です。男性にはロング丈の腰巻きが人気で、オーダーなら体格に合わせた寸法指定もできます。

Q. お店のロゴを入れると料金はいくらかかりますか? A. 文字刺繍は1枚1,000円、ロゴ刺繍は初回のみ版代5,000円がかかります。版は保管するので、追加製作のときは版代不要です。

Q. 1枚から作れますか?納期はどのくらいですか? A. 1枚19,800円(税抜・刺繍別途)からお作りできます。納期は最短6週間です。開店日が決まっている場合は、逆算して早めにご相談ください。

Q. 今使っているエプロンと同じ形で作ってもらえますか? A. はい、ご相談いただけます。現物やお写真を拝見して、形を活かしながら生地や色を変えるご提案が可能です。

まとめ|カフェエプロン選びのチェックリスト

  • 持ち場はどこか(ホールなら腰巻き・キッチンなら胸当て)
  • 丈はどこまで覆いたいか(お尻を隠すならミドル丈50〜70cm)
  • 色は内装とロゴに合っているか
  • 家庭で洗いやすい生地か。洗い替えは1人2〜3枚あるか
  • 男性スタッフや体格の違いに対応できる形か
  • 制服としてそろえるなら、買い足し続けられる入手先か

エプロンはお店の空気を毎日つくる道具です。1枚選ぶときも、お店の分をそろえるときも、この順番で考えると迷いが減ります。制服としてのオーダーは料金ページ飲食店向けページをご覧のうえ、無料お見積りからお気軽にご相談ください。配色のイメージづくりにはカラーシミュレーターをどうぞ。

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